
川に学ぶ体験活動協議会(River Activities Council 略称:RAC)は、川での体験活動を支援・推進するあらゆる活動を、時代に合わせて総合的に展開していくために、川をフィールドにして活動している各地のNPO法人・市民団体が参加し、2000年9月に設立され、2005年12月にNPO法人として登録した協議会です。
川に人が集まる社会をめざし、川から学び恩恵を受けながら、次世代に繋ぐための、日本で唯一の「川の指導者」育成機関です。
RACはNPO法人の定款において下記の通り活動目標を定義しています。
“地域の振興には健全な流域の発展が不可欠であるという認識に立ち、これを構成する流域の歴史・風土・自然・生活・文化等をとおして、地球環境の根幹ともいえる水循環を担う「川」を理解する「川に学ぶ」という理念のもと、川及び水辺での継続的な体験活動とそれを支える「川の指導者」を育成する他、この活動の普遍化に向けて産学官民の連携のもと様々な分野や地域を越えた交流や支援を行い、同時に円滑な活動を推進するために必要な調査研究や普及啓発を図り、もって良好な河川・水環境の保全及び創出に寄与することを目的とする”
川に学ぶ体験活動協議会 活動理念
- 川に学ぶ体験活動は、感動する心を大切にし、川と遊び学ぶ楽しさを伝えます。
- 川に学ぶ体験活動は、川への理解を深め、川を体切にする気持ちを育てます。
- 川に学ぶ体験活動は、ゆたかな人間性、心のかよった人と人のつながりを創ります。
- 川に学ぶ体験活動は、人と川が共存する文化・社会を創造します。
- 川に学ぶ体験活動は、川の力、活動にともなう危険性を理解し、安全への意識を高めます

代表理事 久住時男
ご挨拶
RAC(NPO法人川に学ぶ体験活動協議会)では長年に渡り、川で安全に且つ楽しく活動できるよう行政とも連携しながら川の指導者を育成してきました。それら全国約4000名の指導者が、それぞれの地域の川で活動を行っています。
RACでは川での安全管理ができる指導者の育成、各地域での水辺の安全講習などを展開して参ります。
川は正しく安全に管理をすればとても素晴らしい学びのフィールドです。1人でも多くの人たちが川で楽しんで活動をしていただければと思っています。